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2008-10-07

陸小鳳伝奇

2月の台湾幇会でせっかく古龍の母校まで訪れたというのに、
「マーベラス・ツインズ1巻」しか読んでいなかった私。
放天燈にも「古龍の作品の出版を~」なんて書いていたくせに、
お恥ずかしい限りです・・・。

で、一緒に行った阿吉さんとも「日本に帰ったら、ちゃんと読まなきゃね~」
なんて言い合っていたのに、いざ読もうと思ったら、
過去に日本語で出版されている本のほとんどが絶版という状態でした。(泣)

しかし私がもたもたしている間に阿吉さんはサクサク古龍作品を読み進められ、
焦った私がまず購入したのは陸小鳳伝奇シリーズの3冊。

金鵬王朝    陸小鳳伝奇シリーズ 1金鵬王朝 陸小鳳伝奇シリーズ 1
(2006/05)
古龍阿部 敦子

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繍花大盗    陸小鳳伝奇シリーズ 2繍花大盗 陸小鳳伝奇シリーズ 2
(2006/05)
古龍阿部 敦子

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決戦前後 陸小鳳伝奇シリーズ3決戦前後 陸小鳳伝奇シリーズ3
(2006/11)
古龍土屋 文子

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で、これ、この三巻までという、中途半端な状態で(しかもいいとこで)中断。
続きは出版されないままになってしまっているのですよね~(T_T)

でも本当は7巻まで続いているそうです。
四「銀鈎賭坊」
五「幽霊山荘」
六「鳳舞九天」
七「剣神一笑」

続き、どっかから出して下さい~~~~!!

で、陸小鳳伝奇シリーズ全体(っても3巻までですが・・・)の印象なのですが、
なんだか全体的な雰囲気は私が小学生のころはまっていた
怪盗アルセーヌ・ルパンシリーズっぽい気がしました。
事件が起こって、その犯人を追う主人公。
次々と現れる怪しい人物、次々起こる殺人事件、謎が謎を呼ぶ展開。

勿論推理ものとしては細かいところは適当なんで、ネタ明かしの時には結構
「そんなのあり~~!?」なんですが、
ミステリー風アクション活劇という感じで、あんまり真面目に推理しないで(爆)、
ワクワク、ドキドキ、ハラハラを素直に楽しむ事をお勧めします。

それから確かに登場人物は軽功とか点穴とか、中国武術使っているし、
舞台は、どこの時代かはわからないけど昔の中国(なんとなく明っぽい?)。
武侠小説といえば確かにその通りなんですが、
ストーリー的には舞台や時代を変えても問題なさそう。
西洋ゴシックロマン風にも、近未来アクション風にもできそうです。

登場人物も組織とか流派に所属しているというより、アウトロー的ですし、
縦の人間関係より横の人間関係がメインな感じなので、
ヒエラルキーや民族などが割と前面に出ている金庸作品よりコスモポリタンな感じで、
現代(日本)人のメンタリティには合致する気がしました。

文章は全体的に(アクションシーンは特に)短文をたたみかけるように続けてあって、
けっこう劇画チック。
好みはあると思いますが、一旦リズムに乗ったらすごく読みやすいです。

で、決めの台詞がいちいちカッコいいんですよね~。
この決め台詞、「マーベラス」の最初の時は主人公たちがまだ子供だったせいか、
正直ちょっと鼻についたんですが、陸小鳳シリーズでは全然気にならないどころか、
「かっこいい~~」なんて思っちゃいました(苦笑)

陸小鳳みたいに普段はおちゃらけて軽口叩きつつも、いざとなると義に篤い友達なら、
誰だって欲しいですよね~。
尤も彼に友と認められるとなるとそう簡単ではないでしょうが・・・(^^;


では以下、各巻の取り留めない感想です。


一巻「金鵬王朝」

はいはい、噂通り、いきなり出ていましたよ~、意味もなく、裸のお姉さま(笑)
.登場する女性は、二十歳位のはずなのに、みんなけっこう色っぽいです。

上官雪児みたいな、ツンデレ小悪魔娘はともかく、
上官飛燕みたいなタイプは、金庸の小説に出てくる女性では
ちょっとありえな~~い!タイプ・・・かも。

読む前は陸小鳳ってすごいクールなキャラなのかと思っていたのですが、
盗賊王の司空摘星との賭け、負けたら土を掘ってミミズを探すって・・・
なんじゃそりゃ~。
そんなキャラだったのか~~と、ちょっとびっくり。
まあ、そういうバカバカしいことマジでをやっちゃう辺りが好きなんですけどね(爆)

花満楼も西門吹雪も美味しいキャラだし、
(彼等を描くなら、思いっきり長髪美形にしちゃいそうです(^^;)
朱亭夫妻も絵にするとしたらこんなの・・・、
と、すぐイメージが浮かんできます~。

終わり方は、ちょっと「ええ~~!?」だと思うんですが・・・、
まああんまり細かいことツッコまないほうがいいですね。


二巻「繍花大盗」

「金鵬王朝」の時に印象的に使われていた小物が、ここに来てクローズアップ。
一話完結ながら、次への複線は張っておくという、なかなか粋な構成です。
もちろん主要キャラは前回か引き続き登場。

しかし、古龍の女性キャラ、色っぽくて、奔放に振舞っているように見えて、
実は結構尽くし型かもしれません。


で、三巻「決戦前後」

実は、これは映画化された「決戦! 紫禁城」を見ていたので、
読みながらどうしても、葉孤城=アンディ・ラウ、
西門吹雪=イーキン・チェン、おちゃらけ陸小鳳=ニック・チョンという
固定化されたイメージで動いてしまいました(^^;

決戦 紫禁城決戦 紫禁城
(2001/04/13)
アンディ・ラウイーキン・チェン

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「ああ、あのシーンの元ネタはこれだったのかあ~。」と、
思い出しながらにやりとしてしまう所もあって、面白かったし、
それはそれで良かったんですけどね・・・。

ここでも「堅物和尚はいったい何者!?回答は次号!」
みたいにネタふりだけされているのに、
続きが出版されていないのがなんとも残念です。

ぜひぜひ、どこかの出版社の方、
このシリーズを最後まで出してください~~~!!
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comment

管理者にだけメッセージを送る

読まれましたか!

堅物和尚、私も怪しい怪しいと思ってるのです!
続きが気になる…
どこかで出版していただきたいですよね!
xi姐が妄想訳して下さってますので、
そちらを読ませていただいてます♪

>意味もなく、裸
娯楽的に、お色気必須!って事ですかね(^^;
ふ~じこちゃ~ん、みたいなポジションが必要、と。

>バカバカしいことマジでをやっちゃう辺りが好き
同感~!
バカなだけだと魅力ないですが、
実は男気がある、ってのが良いかも…
結構、古龍のキャラクターに共通してる気がします。

>阿吉さんへ

>堅物和尚、私も怪しい怪しいと思ってるのです!

ねえ、ものすご~~く思わせぶりですよねえ!
でも、次の巻くらいであっさり殺されちゃうというパターンもありそうな・・・(^^;

>xi姐が妄想訳して下さってます

ご自分で訳されるなんて、すごいですね~。
私も一度お邪魔してみます!!

なんにしても楚留香と共に、どこかで出版していただけるよう祈りましょう!

>娯楽的に、お色気必須!って事ですかね(^^;
>ふ~じこちゃ~ん、みたいなポジションが必要、と。

私的に大雑把に分類してみると、
金庸=少年誌、古龍=青年誌
って感じなのでやはりお色気は必須なのでしょう・・・(^^;
出てくる女性はみんな、ふ~じこちゃ~ん、みたいな
ナイスバディっぽいですもんね。
プロフィール

まや

Author:まや
読書、映画&ドラマ鑑賞、旅行、お絵描きが趣味。
ジャンルとしては歴史、文学、美術が好き。
今までヨーロッパが興味の対象だったのが、最近はユーラシア大陸を東進して中国に興味津々です。

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