--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2008-07-10

2008年の夏休み パリ&ハンガリー旅行記 (その4)

6月16日(月)

友人は仕事に行かなければならないので早起きして、朝ごはんを一緒に。
友人は玄米ご飯に味噌汁、納豆という純和風!!
私はせっかくのパリなので、パンとコーヒー(爆)

「何て協調性のないやっちゃ~~っ!」とお思いかもしれませんが、
私、決して和食嫌いではございません。
実はご飯もパンも麺類も、とりあえず炭水化物が大好きなのです。

だから、日本にいる時はほかほかご飯、
中国に行ったらマントウや、包子、小龍包、お粥に麺類・・・、
イタリア行ったらパスタ、にピッツァ・・・という人なので、
せっかくパンの美味しい(個人的には世界一と信じています!!)
フランスに来たからは、パンが食べたかったのですよ~。

もっとも、友人も以前は特に和食党でもなかったそうですが、
一度体調を崩してから食事に気を配りだしたのだそうです。

遠い異国で独り暮らし・・・、健康管理は大事ですもんね。。。


さてこの日は20:20の飛行機でハンガリーのブダペストに発つ予定。
アリタリアのカウンターですったもんだした帰りの飛行機は、
結局19日の朝の便のまま変更しない事に決めました。

友人がトランクを預かってくれることになったので、
19日の昼にブダペストからパリに着いて、重い荷物を引きずりながら
パリの町中を動かなくてもいい!時間的にはロスが多いけど、
飛行機の時間まで、どこかの美術館でも見に行くことができる!
と思ったからです。

それに何より、ブダペストをゆっくり見たかったので・・・。

午前中は洗濯しながらブダペスト行きの準備をし、
午後からはシャンゼリゼ通りでウィンドーショッピングしたり、
凱旋門を見たりして、鍵を返しに、友人の職場近くまで行きました。
6153

19日に家まで荷物を取りに行く時は、仕事の都合で会えそうにないから、
「じゃあ、また。いつか近いうちに会えたらいいね!」なんて、
握手して別れたのに・・・、

・・・まさかあんな事になろうとは・・・。

友人と別れた後まだ空港に行くまで時間もあるのでピカソ美術館に。
東京の本社の同僚が、去年、一年間パリに住んでいた時にお気に入りの場所だったらしく、
今回、最初から行こうと思っていたのです。
この美術館のあるマレ地区自体がとても落ち着いたいい雰囲気のエリアで、
ウキウキしながら行ったらピカソ美術館の外装自体は修復中でガッカリ。。。
6154 ピカソの美術館にしては意外に古風な外観

ピカソは付き合う女が変わる度に絵が変わったと言われるほど(苦笑)、
多種多様な作品を残しています。
確かなデッサン力を感じさせる幼年期のデッサンから、青の時代、バラ色の時代、
キュビズム時代等々の絵画、版画、コラージュ、立体作品や陶芸作品。

実は私、若い頃はあまりピカソを好きではなかったのですが、
ある時を境に、大好きではないけれど、尊敬する作家へと変化したのです。

そのきっかけは美大に通っていた頃に訪れたバルセロナのピカソ美術館。
彼の描いた膨大な量の下書き、クロッキー、メモ・・・、
それを見た時、天才と言われるピカソが、一枚の油絵を仕上げるまでに、
実はいかに多くの努力を積み重ねていたのかという事を目の当たりにして、
なぜか泣いてしまったのでした。

当時は自分が絵を描いていたこともあって、この時は、
自分がいかに「努力」を怠っているか、「描けない」以前に、
そもそも「描いていない」のだという事を、身につまされて、
情けなくなったという事が大きな原因だったのではないかと思います。

エジソンが、「天才とは1%の閃きと99%の汗である」と言ったそうですが、
「1%の閃きがある人は稀なでははないが、
99%努力し続けられる人は、そうはいない」と、その時から思うようになりました。
ピカソはその99%努力し続けた希少な人物なのだろうと、そう思うのです・・・。


さて、ゆっくり感慨にふける暇もなく、空港に向かわなければいけません。
しかしなぜか空港行のRERの乗り場には人が溢れてざわついています。
そして流れるアナウンスは、勿論フランス語のため詳細は不明。
しかし「北駅」という単語が繰り返されています。

「こ、この雰囲気はもしや。。。」
嫌な予感がして、とりあえず英語で周囲の人に聞いてみると、
「何かのトラブルでRERは止まっている。北駅からは運行しているらしい」
と、予想通りのお答え。

「神様!!やはり私はブダペストに行ってはいけないんでしょうか!?」

よぎる不吉な想像を押しやり、とにかく北駅に向かうためメトロの地図を見て、
予定を組み直し、動いている他のメトロ路線の乗り場へダッシュ!
北駅に着いたら着いたで、大混雑のなかRERの乗り場を探しまわり、
日本の朝の通勤列車並みのぎゅうぎゅう詰めの列車に汗だくで乗り込んで
何とかシャルル・ドゴール空港へ到着。

しかし私の不幸はこんなくらいでは終わりません。

汗を拭きふき、ようやくチェックイン・・・、と、思ったら、
「あなたの予約は入っていません!」
「はあっ? 何とおっしゃいました~~??」

こうしてチェックインカウンターの係員に連れられ、
エールフランスのカウンターに連れて行かれた私。
こんなこともあろうかと、変更前のチケットや中国国際航空のチケットも
持ってきています(苦笑)
北京からの出発が遅れたため、予約を日本のアリタリア航空で変更してもらった事を
説明すると、何とか納得してくれて予約の変更が認められたようです。
しかし、ほっと一息つきかけたところに、言われたセリフは、
「変更手数料の40ユーロを払って下さい」
「な、何で~~~~っ!?」

抗議すると、この時の係りのお姉さんは優しい人で、
「アリタリアに確認してみます」と言ってアリタリアのカウンターまで
聞きに行ってくれました。
そして、戻ってくると笑顔で「無料で変更可能です。」と。

やっとブダペスト行きのボーディングパスを手に入れた私ですが、
ここで気を緩めるわけにはいきません。

「あの~、帰りの、19日の予約確認をお願いします。」
実はあのアリタリアの態度の悪いお姉ちゃんを全く信用できなかった私は、
最初から19日のブダペスト、パリ間の予約を確認してからブダペスト行きの
飛行機に乗ろうと心に決めていたのです。
ましてや、行きの飛行機でさえこの状態・・・、うっかりブダペストに行ったら最後、
パリに、ひいては日本に帰れないなんて事になりかねません。

「はいっ。」
と笑顔で応じたお姉さんの眉間に、すぐにしわが寄ります。
「帰りの飛行機の予約はありません!」
「え~っ、うそ~~~っ!? (というか・・・、やっぱりかよっ!!)」

予約されていたのは、何と19日のパリ発、ブダペスト行きの便だったのでした!!!

往復チケットを往々チケットにされたなんて!!
いつ私はブダペストからパリに帰ってくるのさ!?
あり得ないし~~~!!

カウンターのお姉さんと一緒にアリタリアカウンターに直行です!

お姉さんが説明してくれて、とにかく帰りの便を取り直すことに。
しかしここでも態度の悪いお姉ちゃん(前の人とは別人)に当たってしまい、
とにかく、「無い、無い」と邪魔くさそうな対応。
「あなた方のミスだから何とかして!!」と言ってもダラダラ。。。
搭乗時刻が迫ってきます。

こっちはイライラしながら待っているというのに、どうやらら自分の勤務時間が過ぎたのか、
急に私の対応を他の職員にふって、自分はさっさと帰ってしまいました。
唖然!!
でも押しつけられた形のお姉さんは親切で、丁寧に対応してくれました。
(こんないい加減な同僚達と働いているなんて、可哀想な人だ~><。。)
でも、無いものは無いのです。。。

あと30分・・・
時計を見ながら、もうこのまま友人の家にUターンするしかないかと思った矢先、
「あった、あったわ!!」
「17日の18:40にブダペスト出発、21:00にパリ着よ!!良かったわね~!」
喜ぶお姉さんに、
「それ、間違ってキャンセルされちゃった私の席じゃん!!」
・・・とは言えなかった私です・・・。

満足げな笑みを浮かべるお姉さんに、
「ありがとう!」を繰り返し、急いで搭乗ゲートへ向かいます。

そして再び汗だくで飛行機に乗り込む間際に私がしたのは友人への電話。
そして留守電に録音したのは、
「ごめん、明日夜パリに帰ってくるから、また泊めて下さい・・・」
でした・・・。

エールフランスは初めての海外旅行以来、20年ぶりくらいで乗ったのですが、
2時間ちょっとの飛行時間にも関わらず、おしゃれな機内食が出てきたのにびっくり。
616 冷製クスクス&ワイン

このところ、どの航空会社も機内食などのサービスは低下傾向にあると
感じていただけに、美食の国の航空会社としてのプライドを感じました。
キャビンアテンダントの対応も丁寧だったし・・・、
見直しちゃいましたよエールフランス!


ほぼ時間通り、10:40にはブダペストに着。
空港でブダペストの通貨、フォリントに両替し(めちゃめちゃレートは悪かった(T_T))
ゾーナタクシーでホテルまで直行です。
このゾーンタクシーという制度、空港からの一定のエリアは同一料金で、
空港バスとタクシーの中間のようなサービス。
京都だとMKタクシーが運営しているMKスカイゲイトシャトルが近い感じかも・・・。
どこの国でも空港~市内でのタクシーにおボラれたなんてトラブル話はよく聞くので、
なるべく公共のバスや電車しか使わない私からするとありがたいサービス。

私の予約したHotel Erzsebetまでは4500フォリント、ユーロなら21ユーロ。
時間は夜遅かったこともあり30分ほどで到着。
アールデコ風インテリアのロビー、部屋は最近改装されたばかりの様子で、
なかなかきれいなホテルです。

せっかくのブダペスト初日ですが、時間も時間だし、
とにかく疲れ果てていたので、明日は早起きして温泉に行こうと心に決め、
さっさと眠りに就いたのでした。

ああ、明日は何が起こる事やら・・・。
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

アリタリア~!

ゲゲ!
アリタリア、逆さに読んでもアリタリア…
じゃなくて、とんでも航空会社ですね(^^;
1つの遅れからここまで影響が来るなんて…怖い~!
私だったらカウンターでフリーズして、そのまま異国の土となりそう…
ドキドキしながら読みましたよ~v-12

ピカソの努力、良い話ですね~。
そういう表に出てこない部分で何をしてるか、って言うのは、
確かに心打たれます(^^)

恐ろしすぎる

逆さに読んでもアリタリア…。阿吉さん座布団一枚!(笑)

しかしまやさん、まだ続くんですか…?
海外とんでも一人旅の本が出せますな。^^;
買いますわたし。

>阿吉さんへ

>アリタリア、逆さに読んでもアリタリア…

座布団もう一枚!!
まあ、今までもかなりテキトーな航空会社だと思っていたのですが、
今回はさすがにキレました。

ピカソって、子供の落書きみたいな絵じゃん、
ささっと描いたんじゃないの~~、なんて昔は思ってたんですが、
実際はすごく時間をかけていて、デッサン力も並ではありませんでした。
すごいパワーを持った人だったと思います。

>kaimamaさんへ

ええ、まだ続くんですよ・・・

>海外とんでも一人旅の本が出せますな。^^;

今までの失敗談をまとめたら確かにかなりな量になるかもです(^^:
でも旅行の記憶って、後になると素晴らしい名所旧跡の記憶より、
意外と失敗した事や、助けてもらった記憶のほうが残ってるんですよね~。

まあ、それにしても今回はトラブルのメインディッシュにつぐメインディッシュで、
もうお腹いっぱいって感じですが。。。

2ドラ

まやさん、ぜっひ本書いてください!まるで2ドラを観ているようです。

>急に私の対応を他の職員にふって、自分はさっさと帰ってしまいました。
某C国と一緒ですな…(汗)

No title

>2ドラ

?2ドラって?何ですか??無知でごめんなさい・・・(汗)

>某C国と一緒ですな…(汗)

確かに!
今回は某C国にもやられましたしねえ。。。

No title

そんな、次から次へと、
トラブルが…。
私なら対処できなかったかも…。
今までに対処したので大きいのといったら、
台風の影響で列車が動かなかったったので、
チェックアウトした宿に戻ったくらいかな…。
でも、こんなトラブルが発生すると、インターネットで宿先とりも、
取り消さなくちゃいけなかったり大変ですね。

>うささんへ

ようこそいらっしゃいませ!

ホント今回は観光しに行ったというより
トラブル体験しに行ったようなものです(^^;

>私なら対処できなかったかも…。

いえいえ、うささんもいざとなったら、きっと大丈夫ですよ!
以前みたいに1ケ月くらい旅行してるなら予定が多少変わっても
許せるんですけど、たった1週間しかないだけにつらいです・・・(T_T)
プロフィール

まや

Author:まや
読書、映画&ドラマ鑑賞、旅行、お絵描きが趣味。
ジャンルとしては歴史、文学、美術が好き。
今までヨーロッパが興味の対象だったのが、最近はユーラシア大陸を東進して中国に興味津々です。

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
友達申請フォーム

この人と友達になる

フリーエリア
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。