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2008-06-27

秘曲笑傲江湖

チャンネルNECOさんで放送していた『笑傲江湖』、

放送中に感想書こうと思っていたのですが、
他の事に気を取られてるうちに気がついたらとっくに終わってしまっていたのですね!!
ズボラな私には、一話一話の感想を書くというのは無理!!と痛感しました。

いや、それどころか、旅行の準備とかにかまけていた間に、
書きかけていた感想の存在さえもすっかり失念してしまって、
アップの時期を逸して、今になってしまいました・・・。
しまった~~!反省~~~!


でも一応、「祝、最終回」用に描いていたイラストをアップし、
ドラマと小説織り交ぜての全体の印象と、
主役カップルへの感想だけでもまとめておきたいと思います。

shogokoko


という訳で、以下ネタバレ! (・・・の上、まとまり無くてごめんなさい。。。)

正直ドラマのDVDを見始めた時は、映像も演出も古そうだな~と思ったんですが、
実は2001年製作で、2003年制作の『射雕英雄伝』と製作年自体は
そんなに離れていないんですよね~。

でも、撮影アングルやセット、アクションや女優さんのメイク、衣裳とか、
そこかしこで古っぽさが目立ってしまうのは何故なのでしょう?
言い換えれば、張Pを始めとする製作スタッフの技術力、演出力が、
『笑傲江湖』から、『射雕英雄伝』までに、急激にアップしたってことなんでしょうか!?

まあ、最初はそんな細かい所を気にしていた訳ですが、
例によって次々登場する魅力的なキャラクターと怒涛のストーリー展開に加え、
壁邪剣譜を巡るミステリー仕立ての展開は、先が気になって寝不足になりそうなほど。
これは小説を読んでいた時も同様で、この『笑傲江湖』を、
金庸作品中、一の傑作に推す人が多いという噂も納得できるものでした。

秘曲笑傲江湖 7 (7) (徳間文庫 き 12-29 金庸武侠小説集)秘曲笑傲江湖 7 (7) (徳間文庫 き 12-29 金庸武侠小説集)
(2007/12/07)
金 庸

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ドラマに関しては確かに原作とかなり変更しているところはありましたが、
小説と映画では表現方法も違うし、仕方ないかな~、と言う部分が多かったと思います。
だって、小説なら見えないからミステリーとして成立するシーンも、
映像だと見えミエでごまかしにくかったりしますからねえ~。

特に黒木崖での最後の決戦なんかは、主要キャラ大集結バトルという、
分かりやす~~い盛り上げ方とは言え、岳不羣や任我行の最後が
ちょっぴり拍子抜けの感がぬぐえなかった小説の片づけ方より良かったと、
個人的には思います。


各々の登場人物に対しては、
小説ではただのオカマ親父で、意外にあっさりしていて拍子抜けの東方不敗は、
映像世界では、何かと工夫(フェイスペインティングしていたり・・・)が凝らされていて
興味深かったり、岳不羣の偽君子ぶりは見事だな~!とか、
出てくるお爺ちゃん達が揃いも揃ってかっこ良すぎだ~!とか、
恒山派の尼僧はホントに髪の毛剃ってるよ、すげ~っ!とか、
(ついでに言うと、私はやたら短気で姉御肌な儀和がお気に入り・・・(^^;)

まあ言い出すときりがないほど、ポイントやら突っ込みどころはありますが、
イカレオヤジやお爺様方には既に多くの諸先輩方が言及されていますので(笑)
イラストにも描いた、お二方中心で、感想を述べたいと思います。


さて主人公の令狐冲。

見始めた時は、先に見ていた『射雕英雄伝』の印象が強かったので、
ど~~~しても「李亜鵬=郭靖」のイメージから抜け出せなかった私。
ああ言えばこう言うな、頭の回転も口の回転も早い令狐冲を見ても
「郭靖のくせにペラペラしゃべってる~~!」(爆)
なんて変な違和感を抱いたものですが、徐々にその違和感も薄れ、
後半はすっかり『笑傲江湖』の世界に引き込まれ、
令狐冲と郭靖をキッチリ別物として見ることができました。(←当たり前だ)

「何が正で何が邪か」を周囲の価値観に流されず自身の目で判断し、
行動し、貫くところに令狐冲の魅力があると思うのですが、
周囲のみんなが「白だ!」と認識しているものを「黒だ!」と言うのは、
言い出すのにも勇気がいるし、言い続けるのには加えて忍耐も必要。
簡単にできることではありません。

でも意地悪な言い方をすれば彼は自分の命が長くないことを知っていたから、
やけになって我を通しただけという部分も大きいと思うんですよね。

「どうせ死ぬなら納得できない事はしないし、嫌な奴には頭下げたくない!」

中盤での彼の行動原理って、これだったのではないでしょうか。

まあ基本的に明るい兄貴キャラで、だれに対しても優しくて、儀を重んじる
性格だからこそ皆から(というか尼僧と邪派の皆さんから?)好かれるし、
方証大師や冲虚道人のような、ものの道理を分かった武林の諸先輩方から
可愛がられたのでしょうね。


盈盈は金庸ヒロインの中で、私は一番好きかも~。

プライドの高い女の初恋、好きだけどどう表現したら分からない・・・、
かまってほしいけど、好きだと思われるのも恥ずかしいし・・・、
だから周囲にバレバレなのに変に意地張っちゃったりして・・・、
周囲は大迷惑・・・でしたね・・・(苦笑)

実際彼女みたいに、プライドが高くて、地位も能力もある女性は、
好きになる時のハードルは非常に高いものの、一旦誰かを好きになると、
もう後戻りは出来ないかのように、とにかく尽くしちゃうような気がします。
へたをするとそこに付け込んで、ただ甘えるだけのダメ男にはまっちゃって、
都合のいい女になって、苦労する羽目になりかねないんですが・・・、
よかったね~、令狐冲はそんなダメ男じゃなくて!

実は小説の方で私が気に入っているのは
6巻で林平之と一緒にいる岳霊珊の身を案じて後を追いかけている途中にも関わらず、
令狐冲が盈盈とじゃれあっているうちに、岳霊珊の事をすっかり忘れていて、
「急いで追わなきゃ!」と焦って叫んだ時に、
やっと令狐冲が小師妹より自分の事を想っていてくれる確信が持てたと喜ぶところ。

これ、他のキャラだったら「何この女~~~っ!!」って思ったかもしれません。
でも、それまでの令狐冲に対するいじらしい態度を思うと、
「いや~、本当に良かったね聖姑ちゃん」と、
思わず、ずっと恋愛相談を受けていた女友達みたいな事思っちゃいました。
(←気分は藍鳳凰です)

最初は勿論彼女の片思いで、令狐冲は彼女への様々な恩義から、
彼女のメンツを考えて少林寺に行ったりするわけですが、
想い続けていた小師妹は林平之と結婚しちゃうし、
結局はいつも自分のことを一番に考えてくれる盈盈に気持ちが移って行っていく・・・。
この辺り、盈盈ファンの私としてはイライラするところではあるのですが、
面白いところでもありました。

同じふらふら~、でも、張無忌みたいに
「誰か1人なんて選べないから4人とも奥さんがいいな~」なんて思わず、
一旦、盈盈と決めたら、かわいい儀琳ちゃんも断っちゃうあたりが
好感度アップだし(←あくまで私の個人的好感度ですが・・・)、
勝手に勘違いして恋愛対象を変えちゃう陳家洛ほどおマヌケでもないし、
全く揺らぎのない郭靖(まあこの人は揺らぎようもないかな・・・)や、
楊過よりリアルな気もしました。


対する小師妹、
岳霊珊は、ドラマでは原作に比べてかなり扱いが悪かったような・・・。
原作だと最初からそんなに令孤冲とベタベタしてるところがなくて、
令狐冲はあくまで兄として好きだけど、恋愛対象にはならなかったというのに納得。
自分を刺した、イッちゃってる林平之の事を、
「目が見えなくてかわいそうだから、守ってあげて!」と、
令孤冲に頼む最後の所はかなりホロリときたんですけど・・・。
ドラマだと、どう贔屓目に見ても嫌な女ですよね・・・。


そして林平之。
何も知らずに読み始めたら、こっちが主人公かと思っちゃいますよねえ。
まあある意味この人が主人公でドロドロなストーリーになっていても
なかなか面白い話にはなったかも知れません。
もっとも金庸老師は基本的に根明な方の印象なので、こういう陰に籠る、
根暗タイプが主人公ではやりにくかったかも知れませんけど(^^;

ドラマでは最初の頃のいじめられっこでヘタレな辺り、
阿吉さんと同じくちょっとサブイボ立ってましたが、
後半のイッちゃった演技からは、この役のキャスティングに納得しできました(^^:
李解さんの新『射雕英雄伝』での欧陽克役、ちょっと楽しみだったりするんですよね~~。


ああ、何だか思いつくままに書いていたら、小説とドラマがゴッチャで、
まとまりのない感想(あ、いつもですね(^^;)になりましたが、どうかご容赦を~。

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comment

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ヤーポン様、超美形!

こんにちは。

私もまやさんといっしょで、『射英雄伝』から入ったんですよ。
で、だいぶ前に『笑傲江湖』三分の一あたりまで観たんですが、
原作を読んでいないので、話の展開がやたらめったら速かったり
急にモタモタしたりにどうもなじめず、そのあたりで何かほかの
ドラマに気をとられて、視聴中断し、そのまんまになってしまっているん
です。
また、ちゃんと観直したいとは思っています。
まやさんがおっしゃること、すごく同感。
なんか全体に洗練されていない感じですよね、まだこの頃。
映像のセンスもいまいち。
わずか2年であんな進歩をとげるのはすごいと思いました。
『射英雄伝』の音楽の素晴らしさにもびっくり。
サントラCD今でも手に入らなかったことが残念でなりません。

今は『壁血剣』をぼつぼつ鑑賞中。
このお話もすぐ寄り道に入っていくのが、ちょっとじれったい!
セットも『神~』の使いまわしが散見されるのが少々気になるところ。
ボビーくんはなかなか爽やかな好青年で好感度高いんですが。

まやさんの令狐冲ヤーポン、めっちゃ美形じゃないですか!
ご本人が見たら、テレルんじゃないかしらん。

ナルホド!

相変わらず素敵なイラストですね(^^)
まやさんの書かれるイラストは柔らかい表情がとっても良いです!(…という事で、聖姑ちゃんヒューヒュー!)

私も「李亜鵬=郭靖」ですね~。この配役は最強だったと思います!
だからといって令狐冲が郭靖に見える事はなかったのですが、令狐冲の軽薄な部分をかなり強調してたように見えまして…(^^;私の原作での令狐兄さんのイメージとはちょっと違ったかなぁと思ってしまいました(爆)

>どうせ死ぬなら納得できない事はしない
そう言われてみれば、現実的にはその可能性あり得るかも~。
でも「どうせ死ぬなら悪の限りをつくす!」という真逆の輩もいるので、そこを正義を貫く方向へ持っていく所が令狐兄さんですよね!(^^)b

盈盈ちゃん、私の脳内イメージは、常に眉毛がハの字で困り顔です!(^^)好きだと悟られないようにあっちこっち取り繕ったりして、苦労してたな~!

No title

うおっ、ラブラブなお二人ですね~~^^
最初、『射英雄伝』で李亞鵬を見た時は、
別にどうと言う事はなかったんですが、桃花島のシーンで
桃太郎みたいなカッコになった時に、ハートを打ち抜かれまして(笑)
…で、原作未読でドラマの『笑傲江湖』を観たんです。
私的には今風の洗練されたものより、あの泥臭い感じが堪りませんでした。なので、今までみた金庸ドラマの中では『笑傲江湖』はベスト1です。CGもたぶん使って無かったし、リアルワイヤーアクションを存分に楽しめた作品だったと思います。
後から原作を読んだので、逆に良かったのかな~…と。
原作は原作でこれまたとても良く、やっぱり金庸作品中一番好きですね~。

では明日…じゃなかった今日の映画鑑賞、楽しみにしておりま~す!

No title

>イカレオヤジやお爺様方には既に多くの諸先輩方が言及されていますので
>イラストにも描いた、お二方中心で、感想を述べたいと思います。

いや、一般的にはやはり令狐冲×盈盈カップル中心の語りのほうが圧倒的多数な気が…(笑)
まあ、無理に爺を語ってくださいとは申しませんが…(爆)

中の人が同じでも別人に見えるというのは、
結構「声」の違いが大きいかも知れないな~と最近思うのでした。
(そう考えると、「キャラクターのイメージに合わせるため」という名目で
北京語で吹き替えが多用されるのも仕方のないことなのか、という感じも…?)

>中龍女さんへ

こんにちは~。
『笑傲江湖』はちょっとミステリー仕立てなストーリーなので、
最初の方はわざとぼかされている部分も多く、
ペースを掴むまでキツイですよね。
でも様々な謎が明かされていく後半は本当に面白いですから、
是非最後まで見ていただきたいです!!

>今は『壁血剣』をぼつぼつ鑑賞中。
>セットも『神~』の使いまわしが散見されるのが少々気になるところ。

ははっ、この使いまわしに関しては、
江湖の方々と飲み会とかする度に、みんな突っ込んでますよ~(苦笑)
でも変に肩に力を入れずに作ったのが逆に功を奏したのか、
意外に『神~』より、作品としてまとまりがある気がします(爆)

そして、ボビーくん、いいですよね!
原作ではそれほどでもなかった承志の好感度が一気にアップしました!

>阿吉さんへ

>令狐冲の軽薄な部分をかなり強調してたように見えまして…

ああ、なるほど、それ納得です。
原作では軽口叩いても、実は周囲に気を使っての事だったり、
色々な内心の葛藤とかが書かれていますが、ドラマではそういう面は
なかなか表現しにくいだろうし、難しいところですよねえ。。。

>盈盈ちゃん、私の脳内イメージは、常に眉毛がハの字で困り顔です!(^^)

眉毛がハの字で困り顔ですか?
私はの脳内イメージは、
令狐兄さんにそっぽ向きながらはにかみ笑いとか、
そっぽ向きながら得意げに笑ってたりとか、わりと笑顔イメージです。
でも、必ずそっぽは向いているんですが。。。

>好きだと悟られないようにあっちこっち取り繕ったりして、苦労してたな~!

・・・取り繕いで苦労したのは、彼女より周囲の魔教の皆様かも(^^;

>ふたばさんへ

昨日はお疲れ様でした~~~!
映画、良かったですね~。

>桃太郎みたいなカッコになった時に、ハートを打ち抜かれまして(笑)

えっつ????あのカッコの李亞鵬ですか????(爆)

>私的には今風の洗練されたものより、あの泥臭い感じが堪りませんでした。

私もアクションに関しては、最近の中途半端なCGバシバシより
リアルワイヤーアクションで良かった~!!と思っています!
結局女性陣のメイクさえ変えたらグッと垢ぬける気も・・・(爆)

う~ん、今のところ、ドラマとしての完成度は『射英雄伝』、
原作は『笑傲江湖』が私的ベストですかね・・・。

>Manboさんへ

昨日はお疲れ様でした~~~!
また飲み会しましょう!!

>いや、一般的にはやはり令狐冲×盈盈カップル中心の語りのほうが圧倒的多数な気が…(笑)

た、確かに。。。
私的にはこの作品は、イケメン率は低いけど(亞鵬ファンの方ごめんなさい・・・)、
出てくる爺様達はかなり素敵で、爺様パラダイスドラマだと思っているのですが、
語ると言うと「〇〇いいよね~~~!」くらいしか思いつかなくて。。。(爆)
すみません、発想が貧困で。。。

>結構「声」の違いが大きいかも知れないな~と最近思うのでした。

確かに「声」は重要です!
役者さんの演技力があっても吹き替えが下手だと台無しだし、
逆に下手な役者さんでも、吹き替えが上手いと、
すごい役者だと感じちゃいますよね~。

でも、使用言語の問題がないのなら、
上手くても下手でも、本人の声が聞きたい気がします・・・。
プロフィール

まや

Author:まや
読書、映画&ドラマ鑑賞、旅行、お絵描きが趣味。
ジャンルとしては歴史、文学、美術が好き。
今までヨーロッパが興味の対象だったのが、最近はユーラシア大陸を東進して中国に興味津々です。

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