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2008-04-21

王妃の紋章

「みんなで映画鑑賞会」、第一弾として、
行って来ました「王妃の紋章」!!
武侠や中国に興味のある人も、そうでない人も含めて総勢11名!
ハタから見たらきっと、何の集団か?と、さぞ怪しかったことでしょう(苦笑)

何はともあれ、ご参加の皆様、お疲れ様でした!
そして、招待チケットを何枚もご準備いただいたManboさん、
どうも有り難うございました!

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「王妃の紋章」(2007年、中国)

監督:張芸謀(チャン・イーモウ)
出演:周潤發(チョウ・ユンファ)、鞏俐(コン・リー)、周杰倫(ジェイ・チョウ)、劉(リウ・イエ)
製作:江志強(ビル・コン)、張偉平(チャン・ウェイピン)


以前書いたとおり、この映画は中文のDVDでざっとですが見ていました。
で、これはせっかくなら大画面で見たいなと思ったのです。
また、他の方の感想も聞きたかったので、今回鑑賞会を企画してみたのですが、
・・・意外に皆さん、この映画に関して、なかなか感想を言ってくれませんでした(^^;

まあ、中国映画になじみのない友人いわく、
どこをどうツッコめば良いか分からなかったそうですが・・・(苦笑)

私自身は、字幕のおかげで内容が細部まで理解できて、
色々考える余裕もあったからか、最初に見たときより評価は上がりました。

以下、ネタバレです・・・

あらすじは・・・

中国、五代十国、後唐の時代
王妃(鞏俐)は、王(周潤發)の前妻の息子である第一王子(劉)と
不義の関係に陥っていたが、第一王子は、宮廷医の娘と愛し合うようになり、
王妃と別れ、皇太子の座も第二王子に譲って、地方へ赴任したいと考えるようになっていた。 

重陽節が近付いたある日、王と、任地から3年ぶりに第二王子(周杰倫)が
王宮に帰って来るが、第二王子は王妃がひどく衰弱していることに気づく。
王妃は王の命令で調合された「薬」を飲み続けており、その中には毒が入っていたのだ。
第二王子は父である王から母を守る決心を固める。
そして、重陽節の夜・・・。



とにかく華やかな、色彩の洪水のような超豪華衣装と舞台セット、
そしてストーリー上ここまでやる必要があったのか?というツッコミはさておき、
最後のアクションシーンはさすがの完成度で、圧巻。
「人海戦術」という言葉はこのためにあったのか?というくらいすごいエキストラの数!
下世話な話、えらくお金かかったろうな~~~(笑)

製作費50億円、黄金の衣装3000着
(使われた金糸、金箔はすべて18Kで撮影終了後は金庫保管したそうです。)
金の円柱600本、300万本の黄色い菊の花・・・

ここまで成金趣味大掛かりに、思い切りよくやられると、
好き嫌いはともかく、映画館で見る価値はある作品だと感じました。

しかしその映画史上に残るといっても過言ではあるまい、
この超キンキラキンの豪華舞台で繰り広げられるお話の骨子は、
極めてはた迷惑な夫婦喧嘩、そして親子喧嘩に兄弟喧嘩。
・・・それ以外のものではありません。。。

たとえて言うなら、超豪華な、黄金のコップの中の嵐という感じでしょうか・・・。

正直、最初に観終わった時の感想が、
「えーーっと、土曜ワイド劇場ですか??このお話?」
「それとも張芸謀が演出する北京オリンピック開会式の予行練習???」
(←最後の方、ホントそんな感じなんですよ、演奏まであるし!)

これだけ壮大なスケールの舞台を整えながら、
ストーリーの方は、(良くできた話ではあるけれど、)いたって小市民的スケール。

「いっそ舞台劇の方が良かったのでは?」
(↑後で知ったのですが原作の「雷雨」は1934年曹禺(ツァオ・ユー)の戯曲だそうです)
「いや、もしやこのスケールの落差の中にこそ、張芸謀のテーマが秘められているのかも?」
そんなうがった見方までしてしまいました(^^;


前半は結構、宮廷陰謀劇チックな虚虚実実のやり取りが楽しめて結構楽しいのですが、
急に三男がキレて「みんな僕をかまってくれない!!」みたいな事を言い出して
皇太子を刺したうえ、父親(王)に謀反を起こそうとし(ツメが甘いのであっと言う間に鎮圧)、
それに激怒し父親が三男をたたき殺す、というあたりでは、

「資産家一家に惨劇!!キレた少年、兄を刺殺、それに激怒した父親その少年を撲殺」

・・・みたいな三面記事が思い浮かんで思わず失笑。


そして宮殿の外は怒濤のアクションシーンへ突入!!
母のために父を退位させようと黄金の甲冑を身につけた軍を指揮して進む第二王子と
それを阻止すべく立ちはだかる銀+黒の王の軍の華麗な激突。

あまりにすごい迫力に手に汗握ってただただ見ほれるのですが、
冷静になって考えると、「ここで死んじゃう兵士って、夫婦喧嘩の巻き添えくっただけ・・・」
・・・なんだかちょっと悲しくなりました・・・・・・・・・・・(爆)


で、さんざん多くの人々の血を流させておきながら、
何事も無かったかのようにさっさか掃除が始められ、
菊の花もきれいに並べ直して、絨毯を上からかぶせて、花火をあげて、
予定通り重用の節句を淡々と執り行っている所は、ある意味相当怖い!

大勢の人間が整然とまるでパズルのピースみたいに並んでいる姿は
何度も言っていますが、「北京オリンピックの開会式の練習か??」という感じです。
まあ、オリンピックをネタにして笑ってられればまだ良いんですが、
だんだん某国のマスゲームにも見えてきて・・・、やっぱり怖いです!このラスト!

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さて役者さんに関してですが・・・

久しぶりの張芸謀作品への出演とはいえ鞏俐はやっぱりさすがの存在感!!
あのものすごい存在感の衣装にもちっとも負けていません!
第一王子に対する女の顔、第二王子に対する母の顔、王に対する冷め切った妻の顔、
それぞれ演じわけていましたしね。

周潤發もさすがの貫禄なのですが、この王様はかなりブラック。
やたらと神経質そうだし、規則通りに行かないとぶちきれるしかなり怖いです。
(しかしなぜ王様はカラーコンタクトを入れてるのでしょう??)
しかもなぜか薬マニア。椅子の下に熱い薬湯を入れて蒸気をあげる
あの韓国のよもぎ蒸しみたいなのがとても気になりました。

鞏俐と周潤發はさすがにそつないですが、
他の出演者もなかなかがんばっていたと思います。

実は私がこの中で最初ミスキャストか??と思ったのは劉。
お断りしておきますが、劉は好きな役者さんの一人です。
多分大陸の若手俳優の中では最も世界的マーケット対象の映画に出演し、
成功している実力派俳優といっても過言ではないでしょう。
何となく、彼が主演の映画は安心して見られる気がするほどです。

この映画を見ながら、つい『プロミス』を思い出したんですが、
あの映画の役みたいな、ちょっと可哀想系の微妙にホモっぽい役はハマってたけど、
しかし・・・、どうも・・・、、皇太子とか、王侯貴族って感じじゃないんですよね。
(ファンの方すみません、でも私も一応ファンなんです)
正直、継母の鞏俐と並ぶと、彼の方が襲われてるみたいで・・・(爆)
父の目を盗んで不倫やったり、宮女に手を出したりするようには見えないなあと・・・。

でも後半、怪我を負って、白塗りメイクで、
王にオドオド接しているあたりからその印象が変わり、
一族勢ぞろいのシーンで、一人だけ椅子に腰かけてぐったりしている姿を見て、
やっぱこれは劉じゃなきゃね!!なんて思いました(爆)
(・・・重ねて言いますが、私、劉ファンです。)

周杰倫は、私、「頭文字D」も見ていないし、
それほど良く知らなかったからかもしれませんが、
実は印象が薄かったんです。(ファン方すみません~~!他のキャラが濃すぎたからかも)
でもアクションは頑張ってたし、エンディング「菊花台」はとてもいい曲だと思うので、
まあ良かったのでは無いかと・・・。

あと第三王子の秦俊杰、侍医の娘の李曼も、
新人とは思えない熱演でなかなかいい感じだったと思います。
二人とも今後の出演作は要チェックですね。
特に李曼は綺麗で度胸もありそうだし、古装劇も似合うので楽しみです。
「イーモウ・ガール」(笑)らしいから張芸謀の次回作には出るかも。


なんだか感想が異常に長く、まとまりが無くなってしまってすみません。
本当は『夜宴』との比較とかもしたかったのですが、それはまた改めて、
機会があればDVDを見直してやりたいと思います。

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では、最後にストーリーと関係なく色々ツッコミを・・・


○宮殿の中がキンキラキンのレインボーカラーのため、
 いかにも密偵的な黒覆面で侵入すると逆に目立ちまくり!!
 普通の宮女の衣装着る方が絶対目立たないって!!

○第二王子は何かの咎で外地に赴任していたような話だったけど、
 結局どんな悪さして飛ばされていたの?

○侍医の一家が黒服忍者部隊に襲われて戦っている際、
 侍医も意外に強いやん!と思ったら、スコップみたいな薬をすくう棒を武器に戦っていた!
 確か侍医から出世して、どこかの地方長官みたいな役職に就いたはずなのだが、
 あのスコップは手放さなかったのか・・・愛用品ですか?

○『王妃の紋章』という邦題はどうも某少女漫画を思い出させていかんなー、と思っていたら、
 鞏俐のかぶる鳳凰の髪飾り(冠?)が妙にエジプト風だった。
 もしかして狙った??(・・・わけないか・・・)


あとあんまり内容とは関係ないんですが、
以前から「重陽の節句」って、なぜ日本ではなくなっちゃたのかなあと思っていたのです。
1/1新年、3/3桃の節句、5/5端午の節句、7/7七夕と来てなぜ9/9は??・・・と。

中国を勉強しだしてから九九が久久とかけられていて、長寿を表すということを知って、
もしや「敬老の日」ってこの「重陽の節句」名残りかな?という気がしてきました。
もともとは9月15日に設定されていたのですが、
これ、本来は9月9日に設定するべきだったんじゃないのでしょうか?

このあたり、調べてみると面白いかもしれませんね。
誰か、ご存知の方いらっしゃいませんでしょうか?
(結局他力本願(^^;)
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王妃の紋章

2006年 中国 原題:満城尽帯黄金甲 ----------------------- 唐王朝滅亡後の五代十国時代を舞台とした とある王家の家族にまつわる愛憎劇。 国王...

comment

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土曜ワイド劇場

>「資産家一家に惨劇!!キレた少年、兄を刺殺、それに激怒した父親その少年を撲殺」
それを「忍者(家政婦)は見ていた!」というのがこの映画w

重陽は、旧暦から新暦になって9/9にはほとんど菊が咲いていないから廃れたのではないかと思われます。

No title

お疲れ様でした!
楽しかったですね~
「キラッキラのボインボイン」という感想と違い、さすがに大人の感想です。

本当に、あの殺戮の後の、お片づけは、怖かったですね!

また映画鑑賞会しましょうね~!

あはははは

>「資産家一家に惨劇!!キレた少年、兄を刺殺、それに激怒した父親その少年を撲殺」
ホント、週刊誌のトップに躍り出そうなキャッチですね(爆)

>予定通り重用の節句を淡々と執り行っている所は、ある意味相当怖い!
某国の現代を見ているようですね・・・・。

>侍医の娘の李曼
もしこの役を、周迅が演じていたら、どんな感じになったかなぁと、
想像してしまいました。

>八雲慶次郎さんへ

そうでした、そうでした!
「忍者は見ていた!!」を入れるの忘れてました!

>9/9にはほとんど菊が咲いていないから廃れた

なるほど!
でも桃も菖蒲も時期がずれたのは一緒なのに・・・。
今なら一年中菊の花も出回っているし、
敬老の日を9/9にして復活してほしいな~。

>たくいたさんへ

お疲れ様でした!
次は6月公開の「長江7号」でやりましょうね!

>「キラッキラのボインボイン」

この映画を一言で表現せよ!と言われたら、
まあ10人中9人はこれでしょうね。。。。

>Dさんへ

>週刊誌のトップに躍り出そうなキャッチですね(爆)

はい。お昼のワイドショーでも、レポーターが
「現場から中継です!」とか言って殺到しそうです。
もちろん家政婦さんにインタビューも・・・(爆)

>某国の現代を見ているようですね・・・・。

「夜宴」と雰囲気がかぶっているから公開時期をずらしたそうですが、
タイミングが悪かったようですね。

>もしこの役を、周迅が演じていたら

私も「夜宴」との関連で、ちょっとよぎりました。
相手も「小さな中国のお針子」のリウ・イエだし。
でもこの映画に出るには、やはり胸が・・・(爆)

盛り上がってますね!

この映画の感想、アチコチで盛り上がってますね!
それだけ見に行った人が多いって事でしょうか。
例えば「少林少女」だったらここまで意見も無い気が。
…といいつつ私、GWに見に行く予定なんですが(^^;

劉~~!
>微妙にホモっぽい役
えぇ~~!?確かに可愛そうな役とは思いましたが、
ホモっぽかったですか??
まやさん、ホモ探知器がついてる…?

>皇太子とか、王侯貴族って感じじゃないんですよね。
同感です!かといって、「始皇帝暗殺 荊軻」見てないけど、
荊軻の役はどうだったデスカ?
私が思う劉のベストな配役は「内交的な一人っ子」

>彼の方が襲われてるみたいで・・・(爆)
いや、ほんとに、襲われてたんだと思います!
最終的には据え膳食ってしまったけど、
最初は絶対襲われたんだ~!i-240
なんかそんな性格かと(^^;

>一族勢ぞろいのシーン
一番上の画像ですよね(^^)私も好きなカットでした!
君たちは誰に向かってカメラ目線…(しかも劉グッタリ)

私もそんな劉が好きです!!!

No title

>なかなか感想を言ってくれませんでした

すいません、どうもその場で考えをまとめるのって苦手なんですよね(^^;
ふだんの日常会話でも、後になってから
「あの時こう言っておけば良かった」と思い出すのがしょっちゅうなのです。

あとは個人的に怒りゲージがぜんぜん溜まっていなかったというのが大きいかも知れません。
これがあると、聞かれなくてもぐちぐちとくだをまくことになります。
某ドラマのように(笑)

基本的におっさんやおじいさんが「強い」のって好きなんですよ。
で、やや小振りとは言え、この国王もかなり自分の好き勝手やって、
謀略を仕掛けられたり裏切りにあったりしても、
何だかんだで悠然とそれらを飛び越えてしまいますよね。
たぶん、それだけで私はうれしくなってしまったのだと思います
これでキレた息子に刺殺されてしまっていたりすると、
作品に対しての評価そのものもガクッと下がったりしていた可能性が大きいです。
(実際、プロットとしてはそういう風になっていてもぜんぜんおかしくはなかったので、
そうならなかったというある種の意外性が、私の個人的評価に結びついているのかも知れません)

>阿吉さんへ

>この映画の感想、アチコチで盛り上がってますね!

阿吉さんとも直接感想を語り合いたかったですね~。
色々な方の感想が読めて、そのたびに新たな発見があるので楽しいです。
そういう意味では、やはりさすがチャン・イーモウ!!

>「少林少女」

ごめんなさい!実は私、全くのノーチェックでした。
でも鑑賞会の時 「少林少女」の話もでてましたよ!

>まやさん、ホモ探知器がついてる…?

いやいや、私、腐女子でも貴腐人でもないですから(^^;
「PROMIS」の時、やたらチャン・ドンゴンにまとわりついてなかったですか??
どうみてもラブラブ♡にしか見えなかったんですけど・・・。

>荊軻の役はどうだったデスカ?

従来の荊軻像からするとずいぶん違った印象でしたね。
「始皇帝暗殺 荊軻」という作品自体、
ある意味非常に現代人的な解釈だったと私は思うのですが、
劉の個性は活かされていたと思います。
まあ、その分、武侠というにはスカッとしない、
重い話になっってしまった訳ですが・・・、私は好きでした。

>私が思う劉のベストな配役は「内交的な一人っ子」

同感です!!
そして好きな女に振り回された揚句、結局いい人で終わったらなお可!
(ヒドイ・・・私・・・でもそんな劉が好きなんです!)

>最初は絶対襲われたんだ~! なんかそんな性格かと(^^;

ええ、なにしろ劉ですから!(←意味不明)

>君たちは誰に向かってカメラ目線…

爆笑!!!! 鋭い!阿吉さん!!!

まやさんツッコミ、ナイス!

うははは。
まやさんの映画評、ナイス!!
あんまりおかしくて、ネタバレもなんのその、皆さんのコメントも
含め、全部読んでしまいました。

「プロミス」も莫大な費用かけて撮ったトンデモ映画でしたが、
こちらもかなりトンデモスレスレ感がありますなー。
これだけツッコミがいがあるとそれはそれでまた楽しいけど。

チャン・イーモウって、そもそも短編小説のように小味でありながらも
人間の業の深さや、愛おしさに焦点を合わせた人間ドラマを描くと
天下逸品な人なのに、へたに大金を与えられて
大好きな美術のほうにこれでもかといわんばかりに金を使ってしまい、
話の内容がそのスケールに伴わない感じになってしまったような気が
しますね。(もともとは画家を目指していたんですよね。)
ここのところワダエミと仕事して、彼女の根底にあるどうやっても日本人
的な色彩センスに少々飽きがきて、ここで思い切り、中国人本来の
絢爛たる中華趣味が炸裂してしまったんでしょうか。
また、低予算で、味のある作品を撮っていただきたいものです。

周潤發も、ギャラとかハリウッドイメージに固執せず
香港映画にもバンバン出て欲しいなあ!

>Manboさんへ

>どうもその場で考えをまとめるのって苦手なんですよね(^^;

いえいえ、Manboさんは色々お話ししてくださってましたよ!
私はどちらかというと話ししながら自分の考えをまとめていくような
ところがありますので、つい思いつくまま、適当に喋りすぎちゃうんですよね・・・。
だから私も、後になってから「あの時こう言っておけば良かった」と
後悔することが多いです。。。

しかも、いざ文章にまとめようとすると結局色々考えが広がりすぎて
まとめきれないという・・・困った奴なのです。

こんな私ですが、また一緒に映画鑑賞会やりましょうね!

>プロットとしてはそういう風になっていてもぜんぜんおかしくはなかった

なるほど!そういう考えもありですね。
でもなぜか私は王が死ぬというプロットは思い浮かばなかったです。
別にこの王には全然感情移入できなかったんですけど・・・。

Manboさんのところでも書かせていただきましたが、
「私が与える以上の物は望んではいけない」「何事も規則どおりに執り行うべし」
と、すべてを自分のコントロール下に置こうとする
この王のキャラクター設定自体が、
何事も無かったかのように淡々と儀式を行うラストと共に
権力や権威という物に対する痛烈な皮肉だと思うのです。

ですので最後はやはり肉親全てを失っても尚、
規則に縛られる(ある意味哀れな)王というものを描き出すほうが、
あっさり殺してしまうより効果的であろうと・・・。

そういう意味では、私もManboさんと同じく、
王が死ぬプロットだったら作品に対しての評価が下がっていたでしょうね・・・。

>中龍女さんへ

あれっ?まだこの映画はご覧になっていないのですか?
ネタバレ全開で言いたいこと言っちゃってますが、
楽しんでいただけたのなら何よりです!

確かに、あの極彩色な画面は「プロミス」を彷彿とさせますが、
さすがにあそこまで突き抜けてはいませんでした。
むしろストーリー自体は初期のチャン・イーモウが撮ってもおかしくないような、
人間の業の深さを感じさせるものだったと思うのですが、
いかんせん、視覚的やり過ぎ感に引きずれれて、そのギャップのあまりの大きさに
ついツッコまずにはいられないとう感じです。

チャン・イーモウに対する中龍女さんの評には私も全く同意見です。

イーモウ作品の中では、個人的には「紅夢」が、
閉鎖空間でのドロドロの愛憎劇という内容と
シンメトリックで様式美を感じさせる緊張感ある画面との
バランスが上手く調和している気がして大好きだったのですが、
今回のストーリーも、あれくらいの舞台規模なら、
(もっと具体的に言えば「夜宴」位の渋めの美術なら・・・)
いわゆる評論家受けする「傑作」になっていたのではないかと思います。

>へたに大金を与えられて
>低予算で、味のある作品を撮っていただきたいものです。

実は、私も同じようなことを映画鑑賞会後の飲み会で言ってました(^^;、
酔った勢いで「チャン・イーモウに大金を使わすな!!!」等々、
暴言吐きまくってしまいましたよ・・・(汗)

おっつ~でした

お疲れ様でございました。
いや~。あまりに「濃い」アクションにお腹イッパイでしたわ。
でも、またちょっと中国映画見たくなったりして…。

ところで、祝日制定の際、敬老の日と重陽は関係なかったかと。
「重陽」の名残といえば、長崎とかに残ってる「おくんち祭」。
「おくにち」「おくんち」とかいふ名前の秋の収穫祭はだいたいそうらしいです。
「御九日」なんですな。

>niicoさんへ

2週続けての飲み会、お疲れ様でした。
重陽の節句に関しては、やっぱりなぜすたれたのか、
良く分かりませんでしたねえ。

>またちょっと中国映画見たくなったりして…。

ふふふふふっ・・・、
そろそろniicoも中毒にかかるんじゃないの~~。

No title

>>そろそろniicoも中毒にかかるんじゃないの~~。

ぎく。
実は、「ラスト、コーション」を観た勢いで、楽天で「花様年華」を“ポチ”っとしてしまっていた…。
「ラスト、コーション」良かったです。

>Niicoさんへ

やはり中毒症状?
「ラスト・コーション」は今日、原作本が届いたので、
読んでからDVD借りようと思っています。
「花様年華」も見たいな~~。
今度貸して下さい。
プロフィール

まや

Author:まや
読書、映画&ドラマ鑑賞、旅行、お絵描きが趣味。
ジャンルとしては歴史、文学、美術が好き。
今までヨーロッパが興味の対象だったのが、最近はユーラシア大陸を東進して中国に興味津々です。

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