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2008-04-03

「とことん!石ノ森章太郎」

先週NHKのBS-2で放映されていた
「とことん!石ノ森章太郎」

なかなか太っ腹な企画でしたねえ。

さすがに毎日、全部は見られませんでしたが、
『サイボーグ009』の回は、ついビデオにまで撮って見ちゃいました。
子供の頃、テレビ放送で言うと2代目(?)のアニメ作品が好きだったんですよね~。
特に島村ジョー役の井上和彦さんの声が大好きで・・・、
なんてったら、年がばれますか~(苦笑)
(まあ、金迷の部屋の皆さんは既にご存じでしょうが・・・)

サイボーグ009 Vol.1サイボーグ009 Vol.1
(2004/01/21)
井上和彦、杉山佳寿子 他

商品詳細を見る

私、ベルリンの壁の存在って、このアニメの004のエピソードで初めて知ったんですが、
そのベルリンの壁も今はもう無いし・・・(遠い眼)
それ以外にも北欧神話とか色々・・・、
今思うと、このアニメで初めて得た知識って結構多かったかも知れません。

改めてこうして振り返ってみると、
いかに自分が「マンガの神様、手塚治虫」先生と
「萬画の王様、石ノ森章太郎」先生に影響を受けて成長したかを
実感させられました。

そして、きっと私と同世代の方々で、両氏の影響をみじんも受けずに成長したと
言い切れる方はほとんど皆無に近いのではないかと思います。

石ノ森先生の偉大さを再確認です。

ところで仮面ライダー、キカイダー、サイボーグ009なんかを見ながら
ふと思い出したのが何故かこの本。

武侠映画の快楽―唐の時代からハリウッドまで剣士たちの凄技に迫る武侠映画の快楽―唐の時代からハリウッドまで剣士たちの凄技に迫る
(2006/09)
岡崎 由美、浦川 留 他

商品詳細を見る


岡崎由美先生と浦川とめさんの共著です。

その対談の中で岡崎先生はこんな事をおっしゃっていました。

P174より、以下一部抜粋

「日本人の場合はアニメで人が飛んでいても何も問題ないのに、
武侠で人が飛んでると変に感じる人が多い。」
「日本の場合リアリズムの反映のさせ方がちがってて、(中略) ところがそこへ
近代科学が入ってくれば、実際にそんなこと科学で可能かどうかは別としても、許容できる。」
(例としては「科学忍者隊ガッチャマン」)
「中国人にとっては、漢方医学と道教の気功修行で肉体改造が可能だけど、日本には
それがない。日本人が肉体改造を考えるのは、あくまで近代科学と自然科学によって。」


そ、そういえば仮面ライダーも、キカイダーも、サイボーグ009も、
人外の能力を持っているけど、近代科学によって望まずも改造され、
機械化(サイボーグ化)されたって設定でした!!

私、以前「HERO」の感想のところでも書きましたが、
最初は結構「人が空を飛ぶ」って引いちゃってたんですよね~。
でも確かに、あれ、歴史もの!って思うから「何で?」と引いちゃったわけで、
「人が空を飛ぶ」という現象自体に引いてたわけじゃないんですよね。
人が空を飛んでも、エスパーものとか、近未来ものだと何とも思わなったはずです。

まあ、変に先入観のない子供の頃に見たからというのもあるでしょうが、
仮面ライダーが変身しても、002が空を飛んでも、
「科学の力」という前提があったからこそ、
なんの抵抗もなく受け入れられたのかも知れないですね~。

『武侠映画の快楽』を初めて読んだ時も、このあたりの解釈に、
一々なるほどと頷いていたのですが、
今回、ますます納得させられたのでした・・・。


しかし石ノ森章太郎先生の話から、急に武侠に発想が飛ぶなんて・・・
私、かなりヤバいですね・・・。
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comment

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No title

「気」を鍛えて空を飛ぶというのは、私なんかはやっぱり「ドラゴンボール」の印象が強いですね。
だから別にフィクションの世界で科学以外の理由で空が飛べるようになるということ自体には、
別にそんなに抵抗はないんですよ(必ずしも科学的な裏づけは必要ない、と言いますか)。
むしろ、武侠もので受けたカルチャーギャップというのは、
「そういう世界を実写で真面目に表現しようとする」ということのほうかなー。

まあ、どちらにしても「理由もなく飛べる」だと唐突に感じるわけで、
気を鍛錬して飛べるようになるというのが、当たり前の認識としてあるかどうか、という点では
あっちとこっちで違いはあるかも知れませんね。
あと自分のとこの碧血剣の記事にもちょっと書いたんですが、
DVDのメイキングで「走る時のように足をバタバタさせて飛ぶ」ほうが自然に見える、
とあっちでは考えられているというのはなかなか面白いなと思いました。
(私たちの感覚からすると逆ですよね。)

No title

あらためて考えるとなるほどねーと思いましたが、
私個人の場合でいえば、香港映画でツイ・ハークの「チャイニーズ・
ゴースト~」やら「ドラゴン・イン」やら「ワンチャイ」やらの目もくらむような
アクション世界に気がついたらどっぷりと浸っていたので、
人が空を飛んでくことについては、さほど違和感なく、わりとすんなり
受け入れていました。
作品によっては「そりゃ、なんぼなんでも飛び過ぎちゃう?」と
ツッコミつつも・・・

「サイボーグ009」、実は私全然読んでないし、アニメも観てないんです。
でも手塚治虫や石ノ森章太郎の作品にいくらかでも触れて
感銘を受けたことのある人は、たとえ子供向けに描かれたものであっても
根底にある深い哲学性に何かしら影響を受けているはずだと思います。
子供時代にはよくわからなくても、その頃蒔かれたヒューマニズムや精神哲学の種は
大人になってから必ず心のどこかに根差し芽吹いて成長していることに気づかされますね。

>Manboさんへ

>「ドラゴンボール」
すみません実は「ドラゴンボール」あまりよく知らないんですよ~。

>気を鍛錬して飛べるようになるというのが、当たり前の認識としてあるかどうか

そうですね、どちらにせよフィクションの世界という前提であれば
別に「空を飛ぶ」という現象自体はすんなり受け入れられると思うんですが、
じゃあ、「何故飛べるのか?」という理由づけの所で、
「気を鍛錬すれば(生身の人間でも)飛べる」というのを受け入れるのに、
こっちはちょっとハードルがあちらより高めなんじゃないでしょうか。

それに関しては同書の中でも
「修行すればできる!という範囲があちらではかなり広い」と
仙人修行の例をあげて説明しておられます。

>「走る時のように足をバタバタさせて飛ぶ」

私も先日台湾で人形劇の指導を受けた際に
「人形を水平に持って、足をバタバタさせると軽功の動きになります」
と言われて、「えっ?軽功って、足をバタバタさせるのが本来なの?」と
今更ながら驚きました。

>中龍女さんへ

>人が空を飛んでくことについては、さほど違和感なく、わりとすんなり
受け入れていました。

あら、中龍女さんも「空を飛ぶ」の理由づけに、
あまりハードルが高くなかった方なんですね~。
私、もともとは中華圏の映画とか全然見なかったので、
最初、変に構え過ぎてたのかしら?

>子供時代にはよくわからなくても、その頃蒔かれたヒューマニズムや精神哲学の種

子供のころはテレビばっかり見ていたので、当時、
手塚治虫先生やや石ノ森章太郎先生の作品とは認識していなくても
相当数見ていたと思います。
視覚的には古くなってしまっていても、ストーリーに関しては
今見ても、多くのメッセージが込められており、
色々考えさせられる内容のものが多いですし、
自分の思考が価値基準がその影響下にあることを強く意識させられます。

だが、我々は!

>『サイボーグ009』
吹きすさぶ風がぁ~よく似合ぁう~九人の戦鬼と~
人~んのぉぅいうぅ~(カラオケの十八番)

 イイ特集でしたね。もっとも自分は009より、やっぱりキカイダーなんですが。でも、中国では空を飛べると信じて峨嵋派に入門とかホントにいるらしいから、侮れませぬ。

軽功

「軽功」についてブログでちょっとした読み物を書いてみました。
「軽功」で空は飛べないし武侠物でも飛んではいない、という話です。
はてさて主に映像物で武侠を知った方はどんな風に感じられるのでしょうか。
よければ感想をお聞かせくださいませ。

違和感なし!

「とことん!石ノ森章太郎」見てないです~。残念!
石ノ森先生=漫画家、というイメージで、
あまり読んでないと思ってましたが、作品リストを見ると、
私の場合、実写TVでめちゃめちゃ影響受けてました(^^;
ロボコン、ゴレンジャー、キカイダー、イナズマン(サナギマン)etc…

石ノ森章太郎が「週刊マガジン」に連載決まったものの、週刊ペースでなんて描けない!と弱音を吐いたところ、ライバルの手塚治虫が「下書きしてあげる!」と「快傑ハリマオ」を手伝ってあげた、というエピソードを、今週ラジオで聞いたばかりですが、このネタ、やってました?

「軽功」違和感無かったです。スーパーマン的に空を飛ぶとも思ってなかったですね~。「科学の力」とかで飛ぶのは「他力本願」ですけど、己の肉体(というか気?)ひとつを鍛え上げて「軽功」が使えるようになる、というのは浪漫があって良いなぁと思います!「右足が落ちる前に素早く左足を前に出せば水上を歩けるぞ!」って子供のころ読んだ忍者の本に書いてましたし(^▽^)
「軽功」を見る気持ち=「スポーツマン№1決定戦」でケイン・コスギが高~い跳び箱を飛ぶのを見る感じ、として受け止めております(^^;自分が「軽功」出来ないのは、運動能力がないからであって、世の中、できる人もいるんじゃ…?と、今でも少し、考えてたりします!←バカな子供か!

井上和彦さん

私も好きです~イケメンアニメキャラと言えば井上さんでしたものねぇぇ
それにしてもそんな楽しい番組をやっていたのですね・・・
見逃した自分にどえりゃあ後悔しています。

>P174より、以下一部抜粋
を読んで、何の問題なくアニメも武侠も特撮も見てしまう自分って
きっと脳の髄までアニメ(単純明快妄想)脳なんだろうなぁと思うのでありました
今の仮面ライダー役の子も可愛いよ~冏

>宣和堂 さんへ

ようこそいらっしゃいませ~。

>カラオケの十八番

今度機会がありましたら是非お聞かせ下さい!!
キカイダーも気にはなったのですが、HDDの容量がなかったので・・・(^^;
ま、NHK様は再放送してくれると信じてます!

>空を飛べると信じて峨嵋派に入門とか

点穴ごっこして突き指、とかもあるそうですよ・・・。

>八雲さんへ

拝見させていただきました!

>「軽功」で空は飛べないし武侠物でも飛んではいない

確かに冷静に考えればその通りですね。
すっかり映像物の表現に毒されておりました・・・。

>阿吉さんへ

>実写TVでめちゃめちゃ影響受けてました(^^;

いやー、私も意外に漫画は読んでないんです。
やっぱりTV作品ですねー。

>「快傑ハリマオ」

ええ~!?そ、そんな事が??初耳です。
でも私も全部見られなかったんで、どこかで紹介されてたかも・・・。
再放送あったら録画して探します!!

>「軽功」違和感無かったです。

さすが武侠ファンの方々は「違和感ない派」が多そうですね~~。
なんだか、「人が空を飛ぶなんて~!ありえね~っ!」と、
香港映画とか見なかった過去の自分がかなり少数派に思えきました。

>世の中、できる人もいるんじゃ…?

そう考えた子供が峨嵋派に入門とかしてるんだと思いますよ・・・、
多分・・・。

>よしのさんへ

>イケメンアニメキャラと言えば井上さんでしたものねぇぇ

神谷さんや古谷さんも勿論好きだったんですけど、
井上さんがやるとキャラのイケメン度が上がるような気がするんですよね~(笑)
この番組、きっと再放送がありますから要チェックですよ!

>今の仮面ライダー役の子も可愛いよ~

そういえば今は仮面ライダーって、イケメン俳優の登龍門だそうですね。
子供よりお母様方の方が入れ込むとか(^^;
プロフィール

まや

Author:まや
読書、映画&ドラマ鑑賞、旅行、お絵描きが趣味。
ジャンルとしては歴史、文学、美術が好き。
今までヨーロッパが興味の対象だったのが、最近はユーラシア大陸を東進して中国に興味津々です。

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