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2009-10-31

京劇鑑賞

昨日、立命館孔子学院主催の京劇公演に行ってきました!

世界に向けて中国語を普及し、世界各国と中国との理解と友好、
世界平和と発展を促進することを目指して中国政府が設置したという
「孔子学院」の主催とあって、何と今回の公演は無料でした!
太っ腹~~~!!

山東省京劇団の方々の演じられた演目は以下の通り。

京劇音楽の演奏
「秋江」
「三岔口」
「昭君出塞」
「陸文龍」
「十面埋伏」
「覇王別姫・舞剣」
「孫悟空閙竜宮」

ちょっとした京劇の説明や、出演者へのインタビューなども交えられ、
充実した約2時間の楽しい公演でした。

1 なぜか「貴妃酔酒」の上演は中止。。。残念

一通り主催者のご挨拶などがあった後、
まず最初は京胡、京二胡、月琴、太鼓、拍子木、銅鑼等の
京劇音楽に使われる楽器それぞれの説明と、
「四季の歌」や「迎春曲」の演奏で公演がスタート。

最初の演目、「秋江」。
船に乗って去ってしまった男性を追うために、
船頭さんに頼んで船に乗せてもらう女性が主人公。
女性と船頭さんがユーモラスな仕草で、何も無い舞台の上なのに、
まるで船の上にいるかのように演じていました。

2番目は「三岔口」。
敵に捕まった将軍を救出に向かった二人の男が、
お互いそうとは知らず、暗闇の中で喧嘩を始めてしまうのですが、
真暗闇の中での格闘というのを、うまく二人の技のすれ違い等で表現していて、
とても面白かったです。

3番目は「昭君出塞」
王昭君が匈奴へ向かう道行の険しさと、
故郷を去りがたく思う複雑な心境を表現した舞で、
登場人物は馬方と二人です。
解説でお聞きしたところによると、
王昭君の衣装にある毛皮のふさふさしたふちどりは、
(北方の?)異民族を表現しているそうです。

4番目は「陸文龍」。
優れた武芸能力を持つ少年を表現するのに、
足を上げたまま回ったり、まるでスケートのスピンか新体操か、
というような、華麗でアクロバティックな動きが繰り広げられます。
観客は、ただただ感心です。

5番目は京劇ではなく琵琶演奏で、「十面埋伏」です。
この曲聞くと、つい張芸謀の『LOVERS』を思い出します(^^;

6番目は「覇王別姫・舞剣」。
進退窮まった項羽の為に虞美人が剣舞を舞い、最後は自刃する、
華麗で切ない、有名なシーンです。
映画「覇王別姫」の影響で京劇といえばこの演目のイメージが強いですよね。

そして最後は「孫悟空閙竜宮」。
孫悟空が竜宮で如意棒を手に入れるお話なのですが、
今回はこの孫悟空役の役者さんが一番人気だったかも。
動いたり果物を食べたりする仕草が、表情が、とにかくサルっぽい!!
共演(?)の亀や魚とのコミカルな掛け合いも楽しくて、観客に大ウケしていました。

図2 大人気のお茶目な孫悟空

今回の公演は、京劇の入門編的に、
有名な歴史的故事を題材にした「昭君出塞」や「覇王別姫」のような演目と
言葉が分からなくても楽しめるように、動きがあってユーモラスな、
パントマイム的な演目を上手く選んでおられて、良かったと思います。

京劇は以前北京に行った時に2回見に行ったことがあるだけで、
まったくの初心者の私ですが、
ストーリーの内容や、衣装や化粧の決まり事なんかが分かるようになったら、
もっと京劇を楽しめるようになるのではないかと思いました。

孔子学院さんには、今後ぜひこうした機会をが増やしていただきたいと思います!
宜しくお願い致します!!


あ、そういえば鑑賞後、嬉しがって京劇ファンの阿吉さんに、
「京劇、なんとタダで見られたんですよ~~!」(←そこか!?)
「言葉が分からなくても楽しめるように、動きで見せる演目でした~!」
なんてメールで報告したのですが、
阿吉さんからは早速、
「動きで見せるといえば「西遊記」や「三岔口」ですか?」
とのお返事が!!

さすが阿吉さん、分かってらっしゃる~~~~~っ!!
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comment

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No title

え~!2時間でこんなに沢山???
しかも無料とは、孔子学院さんってスゴイ!

「秋江」は、私、好きな演目です!
道姑が男の人をおっかけるんですよね~。
出家してても色恋の煩悩が消えない、
って所を、船頭さんがからかうのが
なんだかくすぐったい感じで。
歌も聴きどころだったと思いますよ!
いかがでしたか?

あと、「三岔口」は、
まやさんが「パントマイムみたいな」
と言われてたので、ピンと来ました!
これも京劇海外公演の定番ですが、
本当に上手な役者さんだと、
宿の主人(劉利華)と任堂恵の息がピッタリで、
まったくお互いに目線を合わさないのに、
ギリギリの所を手足がすれ違ったり、
顔の向きや角度が一緒だったりで、
本当に感心させられます。

西遊記モノも、定番なんですが、
孫悟空役の俳優さんの力量によって、
随分と味わいが違うんですが、
楽しめたようですね!

「昭君出塞」や「陸文龍」は見た事ないです!
良いなぁ~!うらやましいです!

こんばんは

「秋江」と「三岔口」は面白いですね!
私は派手なアクションで見せるものよりも、こういった息の合った絶妙な掛け合いをじっくり楽しめる演目が好きです。
…ただこういった演目は下手な人だと、とても退屈なのがなんとも;
「三岔口」は一度ヒドイ目に遭ってます。
でも見てきました!というのを目にすると、また見たくなってしまいます♪
「陸文龍」は見たい演目だったので羨ましいです!

>阿吉さんへ

返信が遅くなってすみません。
実は自転車同士の衝突事故で負傷してしまいました><。。。

幸い怪我自体は大したことはなかったのですが、
人通りの多い道だったため大騒ぎになり、
警察や救急車まで呼ばれてしまいました・・・(^^;

なんだか本気でお払いに行った方がいいのかも・・・。


>え~!2時間でこんなに沢山???

初心者向けにヤマ場の部分だけをオムニバスで上演されていたので、
とてもお得な感じでした~(^^)


>「秋江」は、私、好きな演目です!

おお~、そうでしたか!!

>歌も聴きどころだったと思いますよ!
>いかがでしたか?

今回の公演はどちらかというと動き重視だったようで、
個人的には歌は全体的に物足りない感じだったんです・・・。
残念!
阿吉さんがお好きとのことなので、
今度は是非通しで見てみたいです!!


>「パントマイムみたいな」と言われてたので、ピンと来ました!

すぐに題名言い当てられたのでびっくりしましたよ~。
さすがです!!

二人の登場人物は劉利華と任堂恵という名前だったのですね!
解説には名前も載っていなかったのですよ~(^^;
(そういえば「秋江」の道姑も仏教の出家者とか書かれてたし・・・)

「名人芸!!」というほどではなかったようですが、
場内はかなり盛り上がりました。

>孫悟空役の俳優さんの力量によって、
>随分と味わいが違うんですが、楽しめたようですね!

孫悟空役の俳優さんは笑いのツボを心得ておられる方のようで、
間の取り方が巧いと思いました!

>「昭君出塞」や「陸文龍」は見た事ないです!

阿吉さんも見ていらっしゃらない演目が!?
って、きっと全演目を見るなんて不可能でしょうね~。

>空心菜さんへ

こんにちは!
ご無沙汰しております~。
返信が遅れて申し訳ありません!!

>「秋江」と「三岔口」は面白いですね!

空心菜も「秋江」と「三岔口」はお勧めですか!?
確かに役者さん同士の間がぴったりだと相当楽しめそうな感じでした。
わ~~、ぜひ通しで見てみたいです!!

>下手な人だと、とても退屈なのがなんとも
>「三岔口」は一度ヒドイ目に遭ってます。

幸い今回の公演ではごく一部のシーンだけでしたが、
楽しく鑑賞できてかったです(^^)

>「陸文龍」は見たい演目だったので羨ましいです

「陸文龍」は本当に役者さんの身体能力が問われる感じでした。
微妙なバランスのポーズが続いて、
見てるこっちもハラハラしちゃいましたよ(^^;
プロフィール

まや

Author:まや
読書、映画&ドラマ鑑賞、旅行、お絵描きが趣味。
ジャンルとしては歴史、文学、美術が好き。
今までヨーロッパが興味の対象だったのが、最近はユーラシア大陸を東進して中国に興味津々です。

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